トップページ > 北海道福島町について
北海道の最南端に位置し、南は津軽海峡、北は広大な大千軒岳に囲まれた自然豊かな町です。
手付かずの大自然が残る道南の秘境岩部海岸をはじめ、四季が織りなす美しい景観を楽しむことができます。
海の幸にも恵まれ、日本トップクラスの生産量をほこるスルメをはじめ真昆布の一大産地です。
真昆布(正昆布)の収穫シーズンである6月には、町全体で昆布事業を行っており、早朝2時頃から昆布の収穫を行い、家族総出で昆布を干す作業を行っている様子が見られます。
また第41代横綱・千代の山、第58代横綱・千代の富士の生誕の地としても知られ、津軽海峡の海底を通る「青函トンネル」の北海道側の町として知られています。
昆布を品質が良く大きく育てるためには、昆布が密集した状態から昆布を間引き、太陽の光を十分に当てる必要があります。
しかし福島町では、慢性的な人手不足・高齢化、また加工できる施設や買い手がないという理由から間引きした昆布は商品化されずに海に捨てられていました。
そこで、私たちヤマザキグループでは未利用資源となっていた間引きした真昆布を活用するために、2017年に福島町と福島吉岡漁業協同組合と共に『福島町昆布プロジェクト』を立ち上げました。(100%株式会社ヤマザキ出資)。
同年、昆布の乾燥から加工を行うグループ会社として株式会社北海シーウィードを設立。間引きした真昆布を乾燥・加工し、商品化して全国に販売しています。
私たちは福島町に対して安定的な原料の買い取りを約束することで人を集められる体制を構築し、資源の有効活用による漁業所得の工場と雇用創出を生み出し昆布事業の確立を目指しています。
この取り組みは令和3年度に農林水産省が実施する『地産地消等優良活動表彰』にて“関東農政局長賞”を受賞しました。
漁師が
昆布収穫
海中
引き上げ
加工施設に
移動
水槽で
海水ごと保存
異物除去
洗浄
干す
乾燥
カット
保管